猫の寿命について

投稿日:2018/07/14

猫の寿命について



気ままなところもありますが、愛嬌があってなついてくれるとかわいい猫は昔から
人間のパートナーとして愛されてきました。

犬よりも猫のほう方が好きだという人も多いのではないでしょうか。
近年では伴侶動物と言って、猫などのペットと人間の関係性にも変化が生じています。

人間の方が圧倒的に寿命が長いので、いつかは必ず猫を看取る時がやってきます。
飼う時には毎日のお世話だけではなく、必ずやってくる永遠の別れの日について
覚悟を持たなくてはいけません。

では、猫の寿命はどれくらいなのでしょうか。

今はペットとして飼育されている猫の寿命は平均で16年くらいだと考えられています。
最長記録だと38歳まで生きたという記録もありますが、ここまで生きる例はむしろ稀でしょう。

人間に置き換えると約80歳くらいです。
少し前の時代だと10歳が寿命だと考えられていたので、大幅に長寿化していることが分かります。
これだけ寿命が延びたのには理由があります。
ペットフードの栄養バランスが改善されたので
健康的で丈夫な体作りが可能になったことと、動物医学の発展が主な理由です。

一方、栄養状況が悪く、交通事故や病気と常に隣り合わせな野良猫になると寿命が
かなり短くなり、平均で3年から4年間しか生きられないことがわかっています。

それでは、少しでも長く健康的に生きてもらうには、飼い主として何をしたらいいのでしょうか。

基本的なことですが、人間と同じ食べ物を絶対に与えないことです。
人間にとっては栄養満点で美味しい食べ物であっても、材料や添加物が猫にとっては有害な物である可能性が高いからです。
今は材料にもこだわっている優秀なキャットフードがあるので、そちらを与えておきましょう。人間と同様にストレスも大敵です。