神戸市で自宅に骨がある 神戸市で自宅に骨がある

ペットの火葬後、骨壺はずっと自宅に置いてもいいですか?


結論、骨壷をずっと自宅に置いていても全く問題はありません。
ご遺骨は、そこに魂が宿っているのではなく、その子の生きた証です。
もし、ペットの魂が成仏しないのではとご心配になる場合は、
ペットちゃんの供養をしっかりとしてあげることがよろしいかと思います。
火葬後のご遺骨の扱い方に決まりはありません。
人の場合、ご家族の集まる四十九日の法要を目安にお墓に納骨をされることも多いですが、
手元供養といって、ご自宅にずっとご遺骨を置いておく方もいらっしゃいます。

骨壷の保管方法について


骨壷を長期間ご自宅で保管される場合、
特に陶器の骨壷は、空気中の水分が中に入り、内部に湿気たまることがございます。
埋葬のために蓋をあけてみると大切なご遺骨にカビが生えていたということもあるようです。
長期間自宅にて保管されるという場合は、以下の様な対策を行うと良いでしょう。

・湿度の高い場所に骨壷を安置すること避ける

・骨壷の蓋の周りをテープで密閉する

・吸湿剤を中にいれておく

供養の方法


ペットの供養の方法はたくさんあります。
お墓を建てる、毎朝お供え物をする、仏壇を造るなど。
ペットも人間の習慣に習って、四十九日を境に納骨される方もいらっしゃいます。
一番は、見送られたご家族の気持ち、ご意向を大切に納骨の日を選ぶことが
本当の意味でのペット供養になると思います。
ご家族と良く相談なさって焦らずゆっくりお決めになってください。

骨壺をずっと自宅に置いておくとペットロスに繋がる事がある?


「ペットロス」とは、飼っていたペットを失った後に感じる悲しみのことです。
ペットの喪失やペットがいたからこそできていた散歩やコミュニケーションの喪失です。
ペットロスになると、次のような反応が心や体に現れることが多いとされています。

≪心の反応≫
・深い落ち込み・後悔・罪悪感・喪失感・怒り・憎しみ・感覚鈍麻・無気力・希死願望など
≪体の反応≫
・頭痛・めまい・眼精疲労・関節痛・胸の痛み・胃の痛み・過呼吸・倦怠感・持病の悪化・睡眠障害・摂食障害・幻聴・幻覚など

具体的に【ペットロス症候群】を疑うべき症状


1.喪失感や孤独感がひどく気持ちがひどく落ち込んでいる
2.外出する気にならず数週間引きこもる
3.ペットとのお別れの瞬間の記憶が突然フラッシュバックする
4.生きていく自信がない
5.数週間、食欲不振や過食に悩んでいる
6.ペットとの事を思い出しては夜が眠れなくなる
7.死んだはずのペットの鳴き声や姿を見るなどの幻聴や幻覚がの症状がある

ペットを亡くしてから1ヶ月近く上記症状が続くようであれば、症状が軽度のうちに
カウンセリングなどの適切な処置や医者の判断を仰いで治療を行うようにしましょう。
ただなかなかペットロスという事で専門機関に足を運ぶのは抵抗がある方もいると思います。
症状を放っておくと重症になり日常生活がおくれなくなる事もあります。
飼い主が苦しんでしまう事はいなくなったペットたちは望んでいません。
また自宅に骨壺を置いたままなどという方は、環境自体も1度見直してみるのも良いかもしれません。